警報発令中

うふ日記を目指して日記を書くよ。おやすみ。

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◇ 三つの秋のまぼろし《読書の秋編》+エピローグ
2005/10/15(土) 22:55:20

三つの秋のまぼろし《読書の秋編》



食欲の秋編はこちら、紅葉の秋編はこちらです。

食欲→紅葉→読書の順でお読みください!



※ ※ ※ ※



次の日、本でも読もうと図書館へ向かった。

おもしろい本はないかなぁと探していると、気になる本があった。

と、手を伸ばしたそのとき・・・



「あっ、すみません・・・」



今やコントでしか使われないおうなシチュエーションが本当に起こった。

たまたま隣にいた人と同じ本を取ろうとしていたのだ。

驚いてその人の顔を見ると・・・



背が高くて、細身。愛嬌のある顔立ち。

ふわふわ、くりんくりんの髪の毛。



ん・・・あれ??



「あれ!!大泉さん!!」



大泉さんは、私がよく通っているカレー屋さんの店長である。

居心地がよくて、何時間も居ついてしまうような、そんなお店。

実は、私の森崎先生への想いとか、そういう事情をぜんぶ知ってる人でもある。



「なんだぁーなにやってたのー?こんなとこで」

「いや・・・大泉さんこそ、図書館に用事なんて・・・」

「なんだよー人聞きが悪いなぁー俺だって、本も読むよッ!!」



ほっぺをぷくーっとふくらませた大泉さん。

この人といると、和む。



「あれ、今日はお店お休み?」

「うん。今日はこおろぎちゃんに会える気がしたから休んでみたー。なんてね。

あーお腹すいてきたー。なんか食べようー。食べようー。」



カレー屋の店長のくせに、カレーが食べたい!と言い出した。

どんだけカレーが好きなの、この人は・・・呆れながらも、共にカレー屋さんに向かった。



「んっ、うまいっ!!」

「そういえば、大泉さんが食べてるとこって見たことなかった!」

「あーほーらったっへ?ほーかほーか、ひっつもこっひははべさせるはわだもんねー」

(訳:「あーそうだったっけ?そーかそーか、いっつもこっちは食べさせる側だもんね」)

「あ、ほれがくってるほこ、はわいいでひょ?」

(訳:「あ、俺が食ってるとこ、かわいいでしょ?」)

「なにそれー自分で言うんですかー。」

「だって俺、かわいいもん」

「確かに・・・かわいいかも。」



やっぱり和む。

目の前でガツガツカレーを食べている姿を見ていても、しゃべっている姿を見ていても、和む。
「なんか・・・このままデート、って感じだね。どこ行きたい?」



よし、じゃあレオマワールドでも行こう!ということになった。

久々の遊園地。

自分じゃありえないくらいにはしゃいだ。

でもそれも楽しい。こういうのは苦手だ苦手だって思ってたけど、この人の前だったらなぜかできる。



最後にふたりで観覧車に乗る。

昨日あったことを、すべて話した。森崎先生への想いをどうすることもできないこと。



「大丈夫だよー。時間がなんとかしてくれるでしょー」

「そうかな」

「好きな間は、ちゃーんと好きでいるといいよ。好きでいるのは勝手なんだし。

で、辛かったらなんでも俺に言って。ね。」

「そんなに毎日カレー食べらんないよ」

「いいの。毎日食って。こおろぎちゃんのために毎日作ってるからさ」



観覧車の向かいに座った顔を見る。

やさしい人。



「ごめんね、ありがと」

「けっこう俺って、かっこいいしょ?」



思わず噴出す。

占い師の予言「読書の秋」・・・キーワードってほどのものではなかったけれど(笑)当たってるのかもしれない。



改めて周囲の人たちをきちんと見てみるのも、いいなと思った。

三日とも、素敵なトキメキだったけど・・・このなかに、本物の恋はあるかな・・・。



そして次の日・・・。



目を覚ますと、そこは病室だった。

母がこれまでのことを教えてくれた。私はあの占い師に見てもらったあの夜、事故に遭い、今まで意識がなく眠っていたらしい。



あぁ・・・すべてはまぼろしだったのか・・・。



窓の外をふと見る。悲しくなってきた。

また森崎先生のことが頭をよぎる。



遠くから足音がする。母だろうか。

扉が開く。母ではない。



背が高くて、細身。愛嬌のある顔立ち。

ふわふわ、くりんくりんの髪の毛。手には、花束。



「大泉さん・・・」

「大丈夫だったの?」

「うん・・・」

「なした?ちょっと、落ち込んでたのか?」

「そうかも」

「あれか、なんとか先生」

「うん。森崎先生」



事情を知ってる大泉さんは、それ以上は何も言わなかった。

ただ一度だけ私の頭を撫でて、「大丈夫」と言った。



「この三日間で、夢見たの。大泉さんも出てきた。」

「ほんとー?俺、かっこよかった?」

「うん、かっこよかった。」

「先生のことはさ、ほら・・・時間と俺が解決するわ。な。」



まぼろしがひとつ、まぼろしじゃなくなった瞬間だった。



※ ※ ※ ※



ひょえー!!洋ちゃんかっこええーーー!!

なして・・・なしてこういう展開にしてしまったんだろ(笑)。

それはもう、当初の予定では最後に登場するのは森崎さんだったのですが・・・結婚されたもんだから・・・なんかそれができなかった(苦笑)。

森崎さんに関しては、「結婚してる」という事実が邪魔をして妄想できんかったとですよ。

ずーん・・・。暗い・・・。



というわけで・・・洋ちゃんが登場です。ちょっと癒された・・・ふー。



たぶん、子猫には戻れないけどね。
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